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リ・ジュエリー ビジネス・レポート 20 リモデルをお届けする気持ち

December 1, 2017

リモデルをお届けする気持ち

 

ーー1部ーーー

 

「 あなたにデザイン頼んで良かったわ 」

お客様からその一言を頂けた時、それが一番

の喜び。そしてまたその一言を聞きたくて、

次に続くリモデル。

ひとつひとつの経験は、私の宝になり、

また次回へのアイディアとなる。

今から20年前、オリジナルジュエリーを

発表し、個展、専門店、百貨店での販売

となり、それと同時期に、作り替えのご

相談を受けては、既製枠でないオリジナ

ルデザインでのリモデルが始まった。

 

今まで、夫、周防貴紀との数多くの作品は、

ハウスブランドであれ、リモデルであれ、

日本の四季を愛で、自然をモチーフにした

植物や花、風景を抽象的にしたものだった。

お客様の生活スタイルに合ったデザインは、

和の優しいラインを大切に、実用性を備える

よう心掛けた。

何より基本、自分が身に着けたいもの。

テーマに従っても、自分が着けたくないもの

は生み出せない。モノを生み出すというのは

赤ちゃんを産むのと同じ。そう、大変な作業

だ。幸い、クレストのジュエリーは文字通り

夫との共同作業、ただ実際の出産との違いは

作り手である彼の方がよっぽど大変という事

だ。それを言うと

「お客様から承り、そして納品してくれる人

 がいなくては商売にならないからね 」

と返してくれる人。だからこそ今までうまく

いっているのだと敬意と共に感謝している。

これは夫婦となっても、もともとデザイナー

と職人の関係は変わらず、互いの責任を果た

すという信頼の上に成り立っている。それは

お世話になっている他の職人さんに対しても

勿論同じ、感謝しかない。

どの職業も作る人、売る人、時に仲介をして

くれる人もいて、社会が成り立っているのだ

から、携わっている人全てに感謝しなければ

良い品物を届けることはできない。仕事も、

家庭もそして育児も周防と二人三脚、全て相

談してその方向性を決めている。

宝石屋は夢を売る仕事だから所帯染みては、

とも思うのだが、子供を授かってからの方が

客観視してみても、良い内容の仕事が出来て

いると思う。そして評価も表立って得るよう

になった。

現在の私の優先順位は、育児、仕事、家事

となるので、仕事をないがしろにしない為に

今はその数を減らさざるを得ない。

以前に比べたら5分の1といったところだ。

でも受けた仕事は、丁寧に濃い内容で作り

上げる。感謝して。

 

私は美大を出たわけでなく、多少絵心は

あったと思うが、絵画を習ったことはない。

アテナ宝石デザイン研究所で始めてデッサン

を教わったがのが、GIA留学後の20代後半だ。

なのでデザイナーという横文字も嫌だし、

ましてや画伯でもあるまいし先生はやめて

欲しい。何度も訴えたがお客様の手前という

ことで三越のリフォームコーナーでは

そう呼ばれているが、お客様に対しても

それが良いのかは未だ疑問である。何しろ

お客様と職人との間に立ち、

お客様に満足していただける品物を届ける。

それが使命だ。

 

現場は何が持ち込まれるかわからない。

一回一回ぶっつけ本番のプレゼンテーション。

現れたお客様と一期一会、一度限りとなるか

ご縁が始まるかの真剣勝負だ。

また喜んで頂けた時の達成感と分かち合える

嬉しさ、はたまた、失敗をチャンスにする

絶好の場でもある。

時に、お客様の意に添ぐわないものも出来上

がる。それはデザインが機能を伴っていなか

ったり、説明不足やご要望を十分汲み取れな

かった時に生じる。

しかしその時こそ、そのお客様と一生の

お付き合いになるのかが決まるのだ。

上手にその場を凌ぐ事が出来、代替品であれ

作り直しであれ、次を期待以上のものを揃え

れば良いのだ。

絶対といって良い程すんなり収まる品物より

お客様との関係は深まる。

更に、どなたかを紹介して頂けるきっかけ

ともなるのだ。

 

 

 

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