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  • 執筆者の写真jewelrycrest

Wax削り出しからキャスト鋳造へ

コマ制作のほとんど全てが精密製造を生業とされているメーカーさんは精密機械にデータを打ち込んで1000分の1の狂いもなく作られて来ていることでしょう。しかしながらウチは宝石屋。錺職人として美しさは追求されても1000分の1の性能は求められません。無理です(笑)旋盤もなければ3Dプリンターもありませんから。なので、まずはジュエリーコマたる美しさはフォルムから。でも、そしてコマの素人としてもわかる一歩は、『遠心力でたくさん回るはず』

でした。たくさんの試作を周防のこの手でひとつひとつ削っていました。鋳造した後も微調整の上に微調整。職人としての意地と、実はとても楽しんでいる姿がありました。


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